お問合わせ
kumagaimayumi1@gmail.com
〒279-0011 千葉県浦安市美浜
東京駅から20分の東京ベイ(千葉県)新浦安駅前の料理教室とフランス菓子教室



プロの料理研究家として活動しているラクレムデクレムの熊谷真由美。WEBでも専門家として、いろんな疑問の解決を お手伝いさせていただいております。
●レシピ●はこちら。

お菓子作りのコツ
お料理のポイント
料理研究家のこと・・。
いろいろ●●Q&A●●

●●『この時期に気をつけたい腐りやすい料理の特徴』●●●

●こちら→● ●【教えて!gooウォッチ】●ラクレムデクレム熊谷真由美の取材記事掲載

プロの料理研究家として取材を受けました。
WEBで公開されております。 、

●●アンチエイジング老化防止●●●

●腎を補強する食材●がアンチエイジング食材。黒い食材が多いのです。
黒豆・黒キクラゲ・黒ごま・黒酢・昆布・
ひじき・わかめ・のり・ぶどう・ニラ・海老・くるみ・ラム肉
・栗・ 山芋・卵・豚肉・うなぎ・
帆立・牡蠣・いわし・クコの実・ブロッコリー・アワビ


●薬膳●は↑こちらのページで薬膳食材や豆知識をインデックスつきで更新中。

●ビスキュイキュイエール

を焼きましたが,保存しているうちに表面がベタベタしてラップなどにはりついてしまいます。 おまけにシートからもはがれにくく1ミリ厚しかとれないことも。 味は美味しいのですが。どこが悪いのでしょう。Kさん●

ズバリ!ちゃんと焼けていないのでしょう。理由は
@オーブンシートからはがれず,生地についてしまうこと。
A表面がベタベタなだからです。焼成温度が下がって
指定時間内に焼けていないと思われます。
きちんと焼けたビスキュイは表面がサクッとして中はふんわりです。 シートからもはがれます。次の日までおいても生地表面がサラサラです。 (湿気が多いと表面の砂糖が溶けることはありますが。) 生地がきちんと絞れるくらいによい状態にできているのが前提。 で対策として、・・次の点の見直しを。
●チェック@予熱は10分以上して庫内を充分に温めていますか。
●チェックA温めた庫内を冷まさないように開閉は2秒以内ですか。
いかがですか。
これでもダメならオーブンの火力が弱いと思うので10℃温度設定をあげてみてください。

 

 ●シフォンケーキ

は何故膨らみますか?科学的理由を知りたいです。Mさん

●配合学に基づいてお応えします●・・・・シフォーンケーキに限らず、理由を考えることは失敗しないためにも,新しいオリジナルの配合を作るためににも必要ですね。 でも、ふだんなかなかそこまでMさんのように独学で突き詰めることはそうできることではありません。 (・・私のお教室では、そこまで学んでいただいていますが。) @シフォンケーキが膨らむ理由はスポンジケーキとほぼ同じと考えます。 (後ほど)A基本的にシフォンケーキの配合はロールケーキの生地と同じ配合。 だから天板に流して焼けるのです。つまり粉が少ない。 これは卵の量に対しての割合です。・・・粉が少ないとどうなるか。 柔らかく仕上がります。少ない多いとは割合です。スポンジは卵:粉:砂糖が必要です、 油脂はなくてもいい。卵1個50gなので普通は同割で50gで一番重い生地になります。粉の標準が6割くらい30gくらいでしょうか。より粉が少ない場合もある。,軽い生地,シフォンやロールケーキになります。粉が少ない=しなやか、軽い=膨らまないという図式になる。ロールケーキのようにしなやかさを求めるには粉少な目が都合がよい。ではなぜロールケーキと同じ配合でいいシフォンは膨らむか

・・それは型に秘密が。 さらに粉が少なすぎるとどうなるか・・・。スフレになる。小麦粉で支えきれずに一旦膨れても、時間がたつとしぼむ。粉が少ないといっても限度があるということ。少ないと生地を支えていられないスフレとまでいかないでも、少ない粉ではデコ型にいれても高さがでないので、天板などに薄く流して焼く必要がある。この点をカバーするのがあの形。シフォンケーキ型は膨れやすく,しぼみにくくしてる設計なのです。膨れやすく=中央に穴をあけて、しぼみにくく=型に膨れたものをはりつけてしぼまない状態になるまで冷ます、です。

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手持ちのデコ型・タルト型に分量をあわせる計算方法。綾さん 本のレシピと型のサイズが違うことってありますよね。そういうときは体積を計算してみましょう。体積は水をいれて計ってみればよいわけです。算出もできます。お菓子の型は直径サイズは違っても高さが同じことが多いですね。なのでより簡単で、面積比(二乗)です。たとえば12cm(3x4)の型:15cm(3x5)の型:18cm(3x6)の型:21cm(3X7)の型=16:25:36:49になります。なので15cmの型は21cmの型の約半分になります。21cmの型の分量で15cmの型2個、あるいは12cmなら3個分に相当します。焼き時間は場合によりますが大きくなれば指定時間プラス10分・小さくなればマイナス指定時間10分で様子を見てください。温度は極端に変えないこと。予熱をしっかりとって指定の温度で焼かないとできません。また型との間もくっつきすぎていないことなど熱が均一に行きとどいていることを確認してください。

自己流でパンやお菓子を焼いています。今手持ちのオーブンは円形のターンテーブルタイプです。ロールケーキが焼けないので、オーブンの購入を検討中。オーブンを選ぶポイントが知りたいです。また、お教室の機種などおすすめがあれば教えてください。

ささぼうさん

 

 

 

オーブンは大きな買い物なので、よく納得して購入したいですね。仕事柄私は2台もっています。ガスタイプと電気タイプです。それぞれ一長一短があります。ガスの方が庫内の予熱が短時間ですみ(立ち上がり早い)、光熱費も安い。電気の方は立ちあがりが遅いのですが、いったん予熱されれば、ガスより正確に温度をキープしているようです。レシピも、ガスオーブンを使っている方のものでしたら、電気オーブンで焼く時には20℃くらいを目安に上げるとよいようです。ガスも電気も今さんはコンベクションなど熱対流がおきるように設計されているので、熱の偏りが少なくはなっていますし、パワーがないとかということはないようです。がどのオーブンもそれぞれにクセはあるので、工夫が必要です。天板に食パンをしきつめ180℃くらいで10分焼いて、自分のオーブンの焼きムラを確認しておくのもひとつの方法です。(均一にきつね色になればムラなしと言う理想の状態です)。ガスオーブンについては設置の制限がりますので、地元のガス会社のすすめるオーブンの中から選択すると良いと思います。オーブンの選び方ですが、私のこだわりを紹介します。いつもこのスペックを満たすもので探しています。メーカーは二の次になります。電気も2代目ですが、メーカーは異なります。

こだわりスペック@庫内が大きいこと。30リットル以上。(外国製はなんなくクリアしますが、国産だと大きめになります)大きい方が開けた時に温度がさがりにくい。沢山に1度に焼ける。型が壁に接近しにくく、シフォンケーキなどが焦げない。

こだわりスペックA金属製角板天板2枚。ロールケーキやスクエアケーキなど四角い焼き菓子をつくりかたいから。一枚より2枚。2枚とも金属製でないと上下入れ替えに制限が。

こだわりスペックBデザインがシンプルなこと。おまかせキーが嫌いです。1代目も 12年間一度も使うことなく壊れました。シンプルに目盛りだけ欲しいところ。イラストはチープな感じで、インテリアになじみません。(昔電気メーカーにいたので日本製の性能のすばらしさは認めています。でも一般的にデザインがいまいちで、購入に検討を要することが多いです。とても残念です。もっと国産家電を応援したいのですが。)シンプルで単機能が一番。 できれば庫内も掃除しやすいようにシンプルなつくりが理想。

@〜B、以上をふまえて今使用しているのはサンヨーEMO−FR10とリンナイ電子コンベックです。

スポンジケーキ均一に膨らみません。周囲はジャリジャリしています。@泡立て加減のこもるのはどのような状態でしょうか。Aバターのア合せ方。B砂糖はどこまで減らせますか。Nさん @いわゆるリボン状。「の」の字が書けるという状態。空気を十分に含んだ卵はボリュームがでて、泡立て器をもちあげると、ワイヤーの中にたまる感じになります。これをこもると呼んでいます。人肌になるまで湯煎で温めながら泡立てると、卵のコシがきれて空気を抱き込みやすくなります。おそらく、ジャリジャリしているのは、砂糖が溶けていないのでしょう。なので、砂糖の効果も期待できないのでしょう。湯煎にきちんとかけ、よく泡立てるで解消できるでしょう。Aバターは熱々ですが、直前に火からおろします。冷めないうちに手際よく次のステップへ。B砂糖の量は、慣れないうちは控えない方が良いと思います。お砂糖には、泡を安定さて充分に膨らませたり、焼き色をつけたり、日持ちを長くしたり、しっとりさせたりと、色々な役割があります。甘いだけではないのです。むやみ減らすことは、その効果が期待できなくなります。お砂糖の種類を変えると甘さや風味に変化を持たせることはできます。
お菓子の型を買いたいのですが、おすすめの材質と売っている店を教えてください.合羽橋だとどこのお店で扱っていますか。

型の材質は焼き型ですと、ブリキ製、アルミ製、ステンレス製、鋳物製、テフロン加工したもの、シリコンなどの樹脂のフレキシパンなどがあります。慣れてくると質感で見て材質を判断できるようになります。

 お勧めはブリキ製のもの。中でもフランスのマトファー社のものはプロもお気に入りの型。使い込むほどに油がなじみ、焼き上がりがキレイで、型離れがよいです。短所はさびやすいので使用後が濡れ布巾で拭いて焼きなましておきます。お教室などで使ったことがある、お手入れ方法など使い慣れている方向きでしょうか。ス−パ−では見かけません。

アルミ製はゼリーなどに使ったり、シフォンケーキなどに使います。ブリキと違ってさびたりしませんが、焼いた場合には型につきます。

ステンレス製は高価ですが、さびないので手入れがしやすいのが、長所です。短所は油がなじみにくく、きれいに焼き色がつきにくく、型についたりすることです。

鋳物製は厚手で重く熱周りがよいので、これもお勧めです。少し高価で、ヨーロッパの伝統的な型などがあります。コレクションしたくなるものもありますね。

テフロン加工はこれらの短所をカバ−するために樹脂で加工してありますが、加工が取れたりすると効果が期待できません。

今はやりのフレキシパンはシリコン主体の樹脂で焼いた後取りだし易いので近年、フランスでもこれを使っているところも多いです。使ってみて個人的には『しばらくしたら、この型は使われなくなるのでは』と思っています。と言うのは、焼き離れが良い分、焼き菓子の魅力である焼き色がつきにくく、焼き菓子のどっしりとした風合いがでにくいこと。そして一番気になるのが、化学的に、樹脂(プラスチック)を200℃近い高温に30分前後、さらし続けることの安全性に疑問をもっているからです。実際 味が変わっていることもありました。大量につくる工場などではとても便利な型だと思いますし、ゼリ−など冷製なら影響は少ないかなと思っていますが。

・・・・型の材質ひとつとってもは、色々ありますので短所長所を踏まえ、作る人のお好みで選んで見て下さい。実際にひとつ購入してみて、使いながら判断しても良いかもしれませんね。

  お話した 焼き型など道具類は、合羽橋に豊富にありますし、 ネット販売もしています。

  合羽橋に行くには東京・銀座線の田原町で下車。郵便局の前を通って交番の脇から合羽橋道具街が始まります。気に入ったお店で買って大丈夫です。中でも雑貨屋さんのような気軽さで入れる『お菓子の森』は青い看板が目印で2階にあります。『吉田菓子道具店』はプロ用の道具が中心。『キッチンカジワラ』と系列の『ドクターグッズ』はパリさながらの品揃えです。

卒業制作にウエディングケ-キ製作を考慮中。バラの作り方や食紅などの材料について教えてください。高3・家政科 高3なのにインタ-ネットを使いこなしていらしてほんと感心。ご質問ですが、都内にお住まいですか。夏休みに合羽橋の『お菓子の森』か吉祥寺のMUJIの裏の『キッチンマスタ-』にいらしてください。材料・書籍すべてが揃っていますよ。
作り方は実践ですので,ここでお答えして直ぐにそのままできるものではありませんが、できる範囲でお答えしておきますね。
いわゆるシュガ-ケ-キの作り方は生け花のように人によってやり方が違います。どれがいいかでなくて,それぞれ個性だと思います。フランス菓子のピエスモンテではシュガ-ぺ-ストを英国のシュガ-ケ-キとはまた違った形で自由に作品が出来ていてコンク-ルなんかがあるんです。
卒業製作で試食をしない場合は中のケ-キをダミ-(発泡スチロ-ル)にして外のデコレションに思いっきり凝るといいかも知れません。本当はドライフル-ツのどっしりとしたフル-ツケ-キが入ります。そのサイズのケ-キになります。この上にマジパンをかぶせ、シュガ-ぺ-ストをかぶせます。柱を立てる場合は穴も空けておきます。そしてデコレ-ションです。アイシングかシュガ-ぺ-ストで施します。色粉は好みで入れます。入れすぎると田舎くさい感じになるので白で通してもきれいです。
バラの作り方は私はラップとスプ-ンで花びらを使って特別な道具を使わず作るのが好きですが、抜き型で抜いて同じ物をたくさん作ることもできます。材料はすべて店に行くと揃っています。後はフラワ-テ-プで針金を束ねて出来上がりです。しっかり乾燥させて、初心者なら4ヶ月くらいで完成します。
湿気を嫌いますので今から花だけ作りだめしてシリカゲルを入れた衣装ケ-スに保存しておき、直前に組み立てをすると良いでしょう。出来た作品は乾燥剤を入れた人形ケ-スにいれて(浅草橋の『シモジマ』にあります)おけば数年もちます。
まずはデザイン・大きさを決めましょう。京橋の味の素の『食の図書館』に行くと資料もたくさんあります。

イタリアンジェラ−トの作り方を教えてください

イタリア氷菓も色々種類があってソルベット・グラニ−タ・セミフレッドとか色々あります。いわゆるイタリアンジェラ-トはソルベットに近いでしょうか。レストランや店では口どけをよくするためにイタリアンメレンゲやゼラチンを混ぜ込んだり、業務用に使われるトレモリンを使って安定をよくしています。家庭では気軽に直ぐいただくということで、簡単に作ってみてはいかがでしょう。まず、好みのフル-ツを凍らせ、フ-ドプロセッサ-で攪拌。ボ-メ30度[同割]のシロップを注いで好みの甘さにして再び凍らせます。後はフォ-クなどで軽く混ぜて出来上がり。バニラ味にしたければ牛乳を凍らせてシロップの代わりにコンデンスミルクを入れて同様にします。アイスクリ-ムというのは牛乳と卵を炊いたアングレ−ズソ−スがべ−スになっているものをいいますので、広義のイタリアンジラ−トの方がさっぱりと言うことになるでしょう。レストランでは出来たてにこだわるそうです。
お菓子教室に通いはじめましたが,教室で作ったのと家では同じになりません。  M・O

作ったお菓子のマドレーヌとガトーウイークエンドの配合やもとの作り方が記されていないので残念ながらそのお菓子の正確な失敗原因はわかりません。私はエッセイなどでも書いていますが、『お菓子もお料理もレシピには、その人の食に対する哲学がでる』と思っています。ですから、作り方や配合はアウトラインはあっても,レシピのこだわりは皆十人十色になります。食を仕事にしている人は特にオリジナルを持っているものです。
ご質問だと,私のこだわり方と違うようなので何とも言えません。ただ一般的な見地でお答えしてみますのでチェックしてみてください。
@計量はあっていますか。
Aベーキングパウダーを使っていますか。いませんか。使っている場合は最低2回は粉をふるっていますか。
B材料を室温に戻して使っていますか。
C型と材料のバランスは正しいですか。
Dオーブンの予熱は十分ですか。開閉はすばやいですか。   などです。
教室では失敗しないように先生がフォローしてくれています。実はそこがポイントであったりします。きちんと見逃さないでチェックしましょう。[私はコルドン時代、何℃で何分焼きますと言われたら、自分で実際に焼いている温度を目で確認し、時間は自分の時計ではかりメモし、先生が言われたものとのと比較をしていました。]

割れ目を綺麗に入れることに関して言えば、焼いて10分ほどしたら、膨れて欲しいところにナイフで深く切り込みを入れると言う方法があります。
また型より生地が少ないと割れにくいでしょう。大きさとのバランスにもよりますが、七分目より浅いと割れにくいでしょう。参考にしてみてください。

使いやすいフライパンを探しています。お勧めは。 K・S 私の著書のご愛読 どうもありがとう。新婚生活に役立っいる様子。嬉しいです。
フライパンは私は2種類もっています。テフロン加工のフライパンと鉄製のフライパンです。とりあえず一つなら軽くて扱い易いテフロン加工のものでしょうか。炒め物は勿論、煮魚や揚げ物にも使っています。ただ短所は傷に弱く、高熱で空焼きできないところ。消耗品と考えています。少し慣れてきたら鉄製のものを求めてみましょう。熱のまわりがよく、ステーキなどを焼く時には、これでないとという感じです。焦げ目もつきやすくじっくりと焼ける感じです。短所は少し重いことと、手入れに気をつける必要があること。使い終えたら洗剤は使わずに(せっかくなじんだ油が落ちてしまいます)、たわしなどで熱いうちにこすって洗い、火にかけて煙が出るまで空焼きします。これで錆びません。使いこむほどになじんできて愛着がわきます。私はこの他にオムレツ用の鉄のフライパンをもっています。これも同じように使います。
デパートや合羽橋で見るといいものがありますし、ケチらないで少し奮発して買うくらいの品物の方が数倍長持ちして、料理の出来も上になる気がしています。その方が大事に使うし・・・というのが持論です。
そうそう鉄製とテフロンで違うのは油をいれるタイミング。テフロンは少し温まったところで油をいれて調理をはじめますが、鉄製は空焼きしてかなり熱くなってから油をいれます。
くれぐれも鉄製フライパンで、冷たいうちに調理をはじめたり、油をいれてから温めたりしないでください。冷たいとくっついてしまいますし、油ごと温めると油が酸化して、劣化しますのでご注意を。

ブリキのお菓子の型を合羽橋で購入。空焼きして使うように言われました。どのように何の目的で空焼きをするのですか。

小川さん

ブリキの型は錆びやすい短所があります。そのため販売している間、表面に錆びにくいように、油などが薄くぬってあるのです。この油はお菓子に匂いがついたりしますので、使用前に空焼きをして油を焼ききります。やり方はまず、固くしぼった濡れ布巾で型全体をふいてから、何も塗らずにオーブン180℃くらいで15分ほど焼けば良いのです。何もしないで焼くので空焼きですね。鉄のフライパンや中華鍋も同じことをします。使用前に焼くことで調理中に油のなじみがよくなるという利点もあります。はじめて使用する前に一度すればそれでOKです。ただ使用後に掃除したあと、錆びないように水分を完全にとばすという意味で、オーブンの予熱(100℃くらいで5分くらい)で乾燥、させたりはすることはあります。ブリキは水洗い厳禁です。使用後のお手入れ方法は、固く絞ったふきんで汚れを取り、竹串などで角のお掃除をします。包丁や金串で無理にこすると傷がついて錆びてきます。
お返事遅くなってお菓子が作れなかったですね。ごめんなさいね。また、わからなかったら聞いてくださいね。

ブリキの型を買いましたが、焼き色はついても,型についてしましまいます。このまま使っていれば,型ばなれがよくなりますか。型には溶かしバターのみをぬっています。強力粉をはたいたほうがよろしいですか。 またマトファー社のものはどういいのでしょうか。 型には溶かしバターではなく、室温において柔らかくしたバターを塗ります。そして、それが生地を作っている間、溶けてしまわないように。夏は冷蔵庫などにいれておきます。溶かしバターですとバター膜が薄い上に、下に流れてなくなってしまします。また流した生地となじんでしまいます。そして後に、強力粉をはたくかは、ケース・バイ・ケース。複雑な型だとぬった方が取り出しやすいです。作るお菓子によっては、バターを塗った後、底だけ、オーブンシートを敷く方法もあります。ブリキはお教室などで、実際の扱い方をご覧になって、分かっていないと難しいかったかもしれませんね。ブリキはプロが愛用する材質です。マトファー社は中でもフランスの業務用のメーカー。型の場合、材質が同じでも、型の形のバランス・プロポーションが格好よい、材質がより厚めでより熱のまわりがよい、、継ぎの部分が丁寧・・・・、やはり価格は高くても、愛される理由は比較してみるとわかります。色んな型に出会って使ってみて思います。

こちらのHPのレシピでシフォンケーキ美味しくできました。ただ、型から綺麗にはずれませんでした。完全に冷ましたのですが。コツを教えてください

   Hさん

こんにちは。シフォンケーキは、まず膨らむかドキドキして、焼けてからも型から抜くまで緊張しますね。

さてそのコツですが、竹串かパレットナイフを用いて、まず型の周囲をはずします。その時にグルリとまわすのではなく、上下にとても大きく上げ下げしながら少しずつ進んでいきます。型から串が浮かないように気をつけてください。それから、中央も同様。こちらは竹串がおすすめです。これで型からは抜けます。底がついていますので、パレットナイフかナイフで型をこするようにはずします。いかがでしょうか。何度かするとコツがつかめます。

ドライフルーツのラム酒漬けの作り方と保存法について教えてください。またこれを使って焼き上げたものの保存はどのようにしますか。
Mさん
ドライフルーツは洗わずに(水気があると腐る原因になるので)、清潔なビンに詰め、上からラム酒を、つかるまでたっぷり注ぎます。お酒だけで漬けますし、ドライフルーツに糖分があるので腐ることはまずないので、室温の涼しいところ・直射日光の当たらないところで保管します。冷蔵庫でもかまいません。日にちが経つほどにフルーツも熟成して味わい深くなります。ラム酒はダークタイプがおすすめ。自家製のラム酒漬けを使って、パウンドケーキなどのバターケーキやシュトーレンなどのお菓子を焼くと格別ですね。アルコールづけのフルーツを沢山使用するので腐りにくいことと、焼き菓子の味を熟成させるため、それからバターを使っているので口当たりを固くさせないため、これらの理由で涼しい室温での保存がおすすめです。長く保存したい場合は冷凍庫保存。いただくときは室温にもどしてが、おすすめです。

新しいマトファーのブリキの型を下処理している最中に、指を怪我しました。型が不良なのでしょうか。Sさん

 

 

 

ブリキの型でブルーベリーのお菓子を焼いた後、錆びてしまいました。錆びをとるには。Yさん

皆様、プロ仕様がお好きなようで。結構なことです。(笑) まず、ブリキの型もプチフール大の小さいものだと、縁が切りっぱなしのものがあります。(タルトの型などはその方が生地が切り落としやすいのです。ですが、取り扱いには気をつけて。使っているうちにエッジは丸くなりますが、今も無意識のうちに、縁は触らないようにしています。焼き型を持つ際、ミトンではなく、100%コットン製の軍手(化繊ものは溶けるかもしれないので) を2枚重ねて、作業すると、熱くもなく、指が自由で便利です。私自身は経験ありませんが、昔、お教室に来ていた生徒さんが、お菓子教室を開いているほどの経験の持ち主なのに、マトファーの新しいタルト型の縁で指を怪我されたのを見ています。ちょっと怖いですが、包丁だって持ち方に気をつけなければ怪我をするのと同じだと思います。新しいうちだけ,特に気をつけてくだい。

ブリキが錆びる原因に、@ナイフや金串で型からはずそうとしたので型に傷がついた。Aフルーツなど酸味のあるものを長時間入れっぱなしにした。Bムースやババロアやゼリーなど冷製のお菓子を作った。C洗ってしまって、水がとじ目などに残っていたなどがあげられます。使用後は熱いうちに、固く絞った濡れ布巾でふいて、どうしてもこすりたいときは竹串や割り箸などで。そのあと、オーブンの余熱で、消毒&完全乾燥を。出来てしまった錆びはクレンザーや歯磨き粉をつけて軽くそこだけこすってください。あくまで軽く。そして錆の部分だけ削れたら,油を薄く塗って,オーブン150℃くらいで10分ほど焼いて完全に水気を切ってください。とにかく、一度錆びると錆びやすくなるのでご注意。

面倒ですが、型を育て、可愛がる楽しみととるか、ステンレスなど他の素材に変えるかは、人それぞれ好みでしょうか。

うちの電気オーブンは表面が焦げすぎます。レシピでは、パウンドケーキの焼き時間170℃60分とになっているところを、 最後の15分は150℃くらいまで下げて焼いています。温度をこのように下げてもよいのでしょうか。中がが生焼けになりませんか。温度調節の仕方がわかりません。
H・Kさん

状況を見ていないので、まず焦げる原因から推測。@オーブン庫内が小さく、天井や壁に型がくっつきそうで、ギリギリ。Aオーブンの実際の温度が表示よりも高い。(オーブン用温度計が売られています)Bオーブン個別のクセでムラ焼けしている。などでしょうか。これらのどれにも該当せず、設定温度と実際のオーブン庫内温度が一緒であるのを前提として,考えます。

ケーキなどを焼く場合、オーブンの中に入れると、@熱で気泡が膨張、そしてA小麦粉のでんぷんが糊化し、Bたんぱく質が固まります。これがすべてが完了すれば”焼けた”となります。だいたい160℃から180℃くらいで焼くのが普通です。

”焼けた”ことを確認するには
1)竹串を刺して何もついてこない
2)型と生地の間に隙間ができた
3)表面をおしてみて、弾力があり、戻ってくる。

です。時間途中でも、”焼けて”いれば、それで十分で、これ以上焼くと焦げます。また表面は焼き色がついていても中が”焼けていない”のにオーブンから出せば生焼けです。

[1]型の上にアルミフォイルをふんわりかぶせ上からの熱で表面が焦げないようにするか、
[2]天板を2枚か重ねて下からの熱を和らげるか、
[3]オーブンの温度を下げる。で対処します。

[3]のようにオーブンを使用途中で温度を下げても、余熱があるので、その設定温度になるまで時間をかけてなだらかに変化しますので、15分くらいでは150℃に設定しても大丈夫でしょう。あくまでも生地が8割方、焼けてから低くします。(実際温度の150℃は乾燥する温度。ものが焼けるには不十分な温度です)
パウンドケーキは生地が重く,火の通りが悪いので、実際の温度が低いとふんわりしませんし、かと言って熱すぎても生地の表面が先に焼けて、ふくらまないようになります。

いくつもの種類のパンを焼くパン屋さんなどでは、この温度推移を計算して連続してパンを焼いていきます。オーブンの温度のつまみをまわしたかたと言って、すぐにその温度にならないからです。

ただ、一度オーブンを長く開けてしまうと、話は変わってきます。

新浦安のお料理教室で使用している包丁がすごく使いやすいので、メーカーや選び方を教えてください。Mさん 私が使っている包丁はもう10年以上大事に使っているものです。昔通っていた料理学校の推薦品でした。大阪の堺の”堺刀司”です。堺の刃物は有名ですよね。出刃や柳などもあわせて購入しています。普段お教室で使っているのは、材質がモリブデン鋼のものを愛用。切れ味の持続がよく、お手入れが簡単です。数年前には新しく、うどんを切るため、”子の日”の長めの包丁を購入しています。使う方の生活スタイルによって、(単刀直入に言うと(笑)、お手入れの頻度や取り扱い方によって)材質が選べます。人それぞれだと思うので、包丁専門店で親切に教えてもらえると思います。”堺刀司”は高島屋で予約注文できると思いますし、”子の日”は築地の場外市場で購入できます。少々高くてもいいものを長く使いたいと思って道具を選んでいます。この他、東京で有名な刃物屋さんとしては、日本橋木屋 、杉本(築地)、京都 有次などがあります。
クグロフの型を買いたいのですお勧めの材質はなんでしょうか。陶器のものもありますがどうでしょうか。 しげさん
 フランスアルザス地方のスフレンハイムと言う街でクグロフ型をつくっています。緑や紺などのうわ薬のかかったきれいなものをよく目にします。あれは飾り用で、実用では素焼きの陶器のもので焼くようです。実際にアルザス出身のシェフが焼いているのを見たことがあります。本場ものは陶器。ただぶつけたり急冷したりすると欠けやすいので注意が必要。私もスフレンハイムのクグロフの型大小たくさんもっています。あの形は魅力的ですもの。アンティークで銅製のものももっています。でも実際にオーブンで焼くのに使っているのは鋳物のもの。とても重く,じっくりと焼けます。テフロン加工のものや、シリコンタイプもあるようですね。個人的には型は育てていくものと考えていますので、消耗するものはあまり好きではないのです。でも作業性重視ならこのタイプかもしれません。

バターの多めのクッキーをつくりました。生地が相当だれて焼きあがりが無残でした・・・。充分休ませたので、原因はオーブンの予熱不足でしょうか。輸入の赤つまみのコンベクションオーブンです。天板は厚みがありすぎでしょか。シルパットをしきました。

Mさん

こんにちは。イタリアならではのピザが焼けるタイプ?でしょうか。知っていますが、中を開けたことがないので天板の厚みがわからないのです。が、ピザ用に下からの熱が特によくきくように厚めになっているのでしょう。(板も予め良く焼けば、です。冷めにくい物質は、温まりにくいのです)今回の原因はたぶんMさんの予想の通りだと思います。庫内は大きくないので、予熱に時間はかかりませんが、天板に熱をとられてしまっているのでしょう。対策として予熱時に天板も焼いておくことです。周りの空気だけ熱くても、肝心のクッキーには熱がくるまで時間かかるので、ぬるい温度帯で生地がだれるのでしょう。よくある裏ワザ?で、タルト生地やクッキーの生地を冷凍庫で固まらせて、予熱のきいたオーブンで生地まわりをまず、溶ける前に焼き固めるという方法があります。生地に熱が入っていくのは周りからですので、オーブンの高温温度帯で、卵と粉の作用で生地を焼き固めてしまい、そのあと標準温度に下げて、バターが溶ける温度帯に内部がなるころには周りが焼けてしっかりしているので、だれないという方法です。ある程度はこのようなイメージで焼きますし、特にビジュアル重視にはいい方法だと思います。

シフォンケーキがふまくふくれません。原因は。

型のよごれの落とし方がうまくいきません。

 

Nさん

以前RECIPESぺージで失敗しにくい美味しい配合を公開したことがありますが・・・・・。Nさんがどんな状況でおつくりになったのか、わかりませんので確かなことはいえないのですが。手元にある,レシピを見ながらということでしょうから,想像で。

@手順はレシピ通りですね?卵黄に砂糖を入れた後,私のやり方では先にサラダ油をいれます。水分はその後で。この順番が卵黄のレシチンの作用で分離しにくいです。先生によって順番が違うことがあります。私はこの順。粉を入れた後ゆるめのマヨネーズのように乳化していますね。

Aあと、サラダ油も今いろんな種類のものがでています。あまり知られていませんが、揚げ物中に泡がでないようにサラダ油には消泡剤がふくまれているものがあります。メレンゲの泡を消してしまって膨れない原因になるので、昔からある銘柄のサラダ油で試してみてください。

Bメレンゲは完璧ですか?出来上がったメレンゲのはいったボールを逆さまにしてみてください。ズルーっと流れて落ちてしまうのは、メレンゲの安定性に問題あり。泡立てのワイヤーが行き渡ってない不均一の部分があるということです。ボールの中の上側がボソボソしていませんか。ボールも回しながら泡立て器がはじまで届くように、むらなくやりましょう。

Cメレンゲを混ぜる時のスピードも大切です。泡が消えやすいので。卵黄ベースにメレンゲを混ぜる時のプロの裏ワザ公開。まずメレンゲを軽くすくって取れる程度の量を卵黄ベースによーく混ぜてください。”捨て泡”といって、このあとのメレンゲとのなじみをよくする作業です。この混ぜたものを残りのメレンゲの上に素早くのせてヘラで混ぜます。いわゆる切るようになのですが、”ヘラを底から裏返すように”になります。ですが、”川の字”書いている人多いです。実演お見せできなく残念です。

D白いところがなくなってツヤが出たらすぐ型へ。予熱のきいたオーブンへ。扉の開閉は素早く。冷めたオーブンでは泡はしぼむだけです。

以上が細かいチェックポイントです。手元のレシピに追加して留意してください。あとココア・チョコレート・ナッツ類のはいったもの、カボチャやバナナなど果肉がはいるものは難易度があがります。上記のポイントを完璧にしないと難しいでしょう。プレーンなものや、水分に味のついたもの、紅茶とかオレンジとか・・そういうものがビギナーさん向きです。

最後にアルミ製のシフォン型のお手入れですが、型をすこし水かお湯につけておきます。ふやけたところで、ブラシやタワシでこすりとります。私はお掃除用に歯ブラシを愛用。シフォンケーキの中央の穴の周囲もきれいになります。あとはよくふいて乾かしておきましょう。

うまくいったらご一報お待ちしています。

 

 シフォンケーキD【メレンゲ  

メレンゲの離水。・・・シフォンケーキに使うメレンゲはフレンチメレンゲというもの。一番不安定で水が出やすい。熱いシロップをいれて火を通すイタリアンメレンゲや火にかけながらつくるスイスメレンゲなどが他にある。それは水はほとんどでてこない。熱を加えるというほか、砂糖の量が多いというのもある。フレンチメレンゲの場合には メレンゲの水がでないようにするには砂糖を増やせばある程度は解消する。でも正しくつくらないと水がでるし、正しく作っても早く使わないと水は時間とともにでて、非常に不安定で、たて直しはあてにならない。(工業レベルだと濃縮卵白や添加物などという手もあるでしょう。)ムースやレモンメレンゲなどにのせるものにはこちらイタリアン・スイスなどがお勧め。でもプロ用の感あり。イタリアンメレンゲではシロップを117℃まで煮詰めるので温度計を使うのか、その場合は使い方、使わないのならどうするか。そして入れるタイミングやいれ方、泡を消さない混ぜ方や、火傷に注意など・・。本など紙面ではなかなか質感や色などまでは伝えられない。ましてや入れるタイミングやリズム感などは・・・。百聞は一見にしかずで、そういうときはお教室や動画レッスンなどの出番。(勧誘というわけではありませんが)なので、一般の手作り本などに載せる場合は簡単に書いたり、フレンチメレンゲに置き換えたりするようになると思います。すぐに食べたり、手早く作ればできないことはないので・・・・。なのでそういうものを参考にされる場合は手際で仕上がりが違うものになることを頭に入れておいたほうが良いでしょう。メレンゲは砂糖の入れていく量と回数とタイミングが命。違うものになります。ちょうどご質問でいくつか同時にいただいているので詳しく掘り下げました。・・紙面でお伝えするのには限りがありますが、詳しく書きますとこんな感じです。まず油分のない大きめのボールに黄身のまじっていない卵白をいれる。まず泡立てる。角がたったら砂糖を4回でいれる。角がたったのを見極めて次をいれること。立てなさすぎ、立てすぎは水の出る原因のひとつ。ボールを揺らしてみて中身がずるずると動かないこと。そしてボールの上も中も同じ状態であること。意外とここノーマークの方多し。ハンドミキサー使用の場合はやりすぎも駄目です。そしてうまくいったらすぐに使うこと。時間とともに水が出ます。・・・・うーん、うまく伝わったかな?(08年3月6日) 続く。

シフォンケーキCさてシフォンケーキお答え4回目続き。(後にQ&Aのページに移動させていただいてます。)どうしてそうなるのか、シフォンの配合を検討してみましょう。シフォンケーキにはたくさ他のケーキよりも多目の卵白と水分とサラダ油がはいります。卵白の気泡の熱膨張と水分と卵白の水蒸気の熱膨張を利用していると思われます。気泡の熱膨張はスフレやスポンジやパウンドケーキと同じです。水蒸気の熱膨張はシューや折込パイと同じです。シフォンは両方利用していると思われます。卵白を起泡させ、水の働きと気泡の働きをさせていると思われます。なのでメレンゲの泡の安定性が重要になります。上手にしないと離水といってボソボソになり水が出てずるずるになります。これを防ぐためにか化学処理をすることもできます。続く。(10月22日)

通常にもどすという手間をかける人もいるくらいです。】・・・@〜C意識してみてください




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料理研究家 熊谷真由美ラクレムデクレムおもてなし料理教室とフランス菓子教室

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玄米ご飯・雑穀ご飯★真由美流★
2。玄米・雑穀ご飯
作りたい量の半量は玄米にして1のように用意します。
残り半量、雑穀入り白米(下記参照)をといで30分水につけておきます。
水をきり,玄米とあわせ水加減をし、普通に炊きます。
水加減・炊く時間・火加減は普通の米と同じです。
*時間差で準備をします。あとは同じです
3。普通の米の炊き方

米を研ぎます。30分水につけます。
*でんぷんは水分と熱ではじめてアルファ化して美味しくなります。
水を芯まで吸わせるのが大切。
,5分ほどざるあげして水をきちんときります。
*あげ過ぎは米が割れます。

水加減は研ぐ前の米と同量。1カップの米でしたら、1カップの水。
中火に蓋をとってかけます。
鍋の周りがフツフツして米が立ってきたら蓋をします。火を弱め13分弱火。
10秒強火。蒸らし10分。

*蓋をしないでおくのは沸騰直前で
すぐに蓋をしたいからです。蓋をしたら火を弱めます。この間に鍋の中で完全に沸騰します。
それから時間を計ってください。蓋をしたら13分ではありません。 *鍋は厚手が望ましいですが、蓋ができれば何でも炊けます。
*土鍋の場合は立ち上がりが遅いですが、温まれば保温にすぐれるので
火を止める時間は少し早く,蒸らしをながくしてもいいでしょう。


雑穀入り、玄米ご飯も食べています。昔も流行っていましたが
,その時はボソボソして食べにくそうと言う印象でした。
自分で調理をするようになって食べてみると,,予想に反して旨味があって美味しいのです。
でも雑穀玄米のみでは粘りが足りないので
、玄米5雑穀3白米2くらいでブレンドして炊いています。 ・・・・まず白米を買って米びつにれいます。これに雑穀を入れ混ぜておきます。今使っているのは石川商店の福っくら御膳というもの。13穀はいっています。きびやひえ、はと麦や黒米や赤米などです。あと他に、赤米や黒米・そば・アマランサなどを適当に足しておきます。こうしておくと、すでに混ざっているので楽なのです。雑穀に関しては,水加減や炊く時間は白米と一緒だからです。 これだけで炊くこともあります。玄米を浸水する時間があれば玄米を別に洗って、炊くときに鍋であわせます。玄米の外の皮が固いので熱湯をかけて冷めるまで置きます。(1時間以上)こうするとあとは普通の米と同じに炊きます。・・・玄米100%でも炊けます。これも美味しいですが、チャーハンなどのように少しポロポロします。圧力鍋で炊くと早く,モチモチするようですが、私は使っていません。

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